お店の定休日。 地域のおじいちゃんたちと山の整備に出かけておりました。
「森の中を歩く登山道にしたい」と持ち掛けたら快く引き受けて下さった地元の方々。 藪を払い、木を切り倒し、道を開けていきます。 プロでも何でもない、普通の田舎のおじいちゃんの集まりですが。 いとも簡単に、檜の大木を思った方向へ倒し、その木を使って急な坂道にステップをつけ、雨水の集まりそうなところは側溝もつけて。 お茶の時間には「あの木の実食べれるぞ。」とか、「あそこの穴、キツネの棲だ」とか。 ボクにはただの森にしか見えない中に、いろいろな発見を教えて下さります。 自然と共に暮らしてきた先輩たちの知恵と技術には、ただただ驚くばかり。 この人達、すげぇ!
「持続可能な」とか「循環型の」とかいう形容詞が登場するはるか以前から、私たちの先輩たちは、人も自然の一部として生活する術を身に着けてきたのだなぁと。 そんなことを感じたお休みでした。 春には、整備した道を歩いて里山トレッキング、したいですねぇ。