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basecamp coffee news

  • 執筆者の写真: basecampcoffee
    basecampcoffee
  • 2019年6月11日
  • 読了時間: 1分

ある日の晩のこと。

平穏無事な、ごく普通の、穏やかな一日が終わり。

家族で夕食を食べていると。

「コンコン」

と、

我が家の、古い、引き戸を叩く音。

続けて、

「こんばんは」

と、か細い声。

誰だろう?近所の方ではなさそうだし・・・。

いよいよ、いつかの動物が恩返しにでも来たか、あるいはキツネのいたずらか。

そう思いながら玄関へ出ていくと。

自転車に荷物をたくさんつけた、髭もじゃの、見知らぬ外国の方が、笑顔で、

「ENglish?」

と。

えぇ、まあ、少しは。。。

と、話を聞くと。

陣馬形山へ登ろうと思ったが、日没過ぎて暗くなり、ここらへん今夜の野営地を探したい、スペインとアルゼンチンから来たのだと。。

それならと、我がアバラヤの庭へテントを張っていただきました。

その日は遅かったので、直ぐに就寝。

翌朝、皆で食卓を囲みました。

片言の英語で話に花が咲き、しばしの歓談ののち、彼らは西を目指していきました。

当たり前の毎日に、異国の風を運んできてくれた旅人よ。ありがとう。楽しかったよ。

ああ、明日もいいことありますように。


 
 
 

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